迷ったらキャバクラで働け
私がとある男性と話していて、衝撃だった、というかやっぱりなあ…と思った言葉があります。
曰く、「年いった処女は怖い」
女性の方のお怒りになる姿はよーく分かります。
いや、私も女性なので処女非処女で価値を決められると頭くるのは重々承知なのです。
しかして、耳触りのよい言葉ばかりを言って、結局今世では結婚できなかったわ…と悔いの残さないよう、やっぱりきっつい現実も書いとかないとなりません。
男性諸氏の、「ええ、その年まで処女?」とか、「俺が初めてかあ…重い」というのもやはり現実なのです。女性にしたって30すぎた童貞とか聞いたら、どんな地雷?と思うのと同じなのです。そもそもある程度異性、というものを(どういう気質であるか、という意味でも)知っておかないと、いざいいムードになったときにどうふるまっていいか分からず失敗する、なんて事が多いのです。異性に気構えて変な挙動になる、なんてただのキモイやつ、とはみても「ウブだなあ」なんて好意的に見てもらえるのは美男美女だけです。そしてそんな人は、異性とのコミュニケーションはきちんと経験値積める人です。
しかも気をつけねばならぬのが、ビッチはビッチで男性は嫌いという事。わがままですねー男って(笑)。なので誰ともいたせばいいのか、というともちろんそうではありません。
もうどうすりゃいいのよ!とまたしてもお怒りになる女性陣の姿が見えます。折衷案を書きますので、もうちょっとお付き合いください。
男性で女性経験がない場合というのはわりと簡単に解決して、北方謙三氏ではありませんが「ソープへ行け」で済むんです。何はともあれ、女性に接する機会がなんとかなるんです。確かに商売上いい顔しかしないかもしれません。それでも、リアルに経験することの価値は計り知れないのです。しかし女性の場合はそうはいかない。女性版ソープというのもなきにしもあらず…らしいのですが、さすがに私もちょっと実在しているのかはわかりかねます。ほとんどの女性がそうでしょう。近いのは「ヒメシエスタ」でしょうか…でも一般的ではないですし、セックスはしません(まあここでもいいんですが…やっぱりそれなりの料金ですし、私は利用したことないので実際はどうなのか、という懸念点は残ります)。
それよりも、女性はキャバクラで働いた方がいいです。
仕事内容としてはお客さんにお酒作ってお話するだけです(お客さんとやるのはもう風俗ですから…万が一そういう店に当たったらお店変えていいです)。酒が入るといかに人間が変わるのか、非常に勉強になります。そんなに毎日出勤しなくても、せいぜい確定申告しなくていいくらい(年間で20万いかない程度)でしたら、会社員の方でも時間的にも納税的にも問題ないはずです。
もちろん、デメリットもあります。酔客の相手なんて、神経疲れます。エロい客なんかざらです(基本そんな客しかいない)。勘の鋭い人間は有象無象のエネルギーがきついでしょう。でもキャバクラにくる客はかなりの層が昼間は普通に働いている層です。つまりは、これも人間の、男の一部なのです。
そして、嫌でも自分が女として見られる事で、あるいは見られない事で、男性に対する女性性というのが学べます。もう売上という点で、如実に現れます。
かなりの荒療治ではありますが、男性というものを実体験で勉強することにより、男性慣れすることがキャバクラで働く最大のメリットです。
ただ、一時期とはいえ働いていたことは、実際に付き合う相手には言わないように。水商売を嫌う男はいますし、確かにとんでもない女性が紛れてたりするのも事実ですので。そもそも適性以外に、他にとりえがないからここで働く…なんて女性もいますので。
面接に落ちちゃったら…まず自分の需要がそのお店にあるのかどうかを見極めてください。熟女だったりぽっちゃりだったり、自分の特徴を生かせる所に行くように。
そしてそれでもだめならば…分かりますね。それだけ女性としての需要が己にないという現実を受け止め、何か一つでも改善するようにしてください。もうそれだけ後がない、という意味でもあるのです。
別に私は、結婚できない女性を攻撃して、とんでもない方向につき進めたいわけじゃないのです。女性同士で、「結婚したいねー」「なかなか出会いがないねー」なんて言ってても出会うわけもなく、異性との経験値も積めるわけがないのです。目の前の女友達と結婚するつもりですか?そうではないはずです。また、ごく稀な状態であれば個別にカウンセリングしていてもいいのですが、今こういう女性が増えています。結婚にはデメリットもあります。それを承知で結婚しないのならば問題ないのですが、「結婚したいのにできない」という状態は改善の余地があります。
白馬の王子様なんていないのです。いないのだから、待ってても来ない。
いるのは、目の前の、ただの人間だけです。ある意味、白馬の王子様も人間なのです。その人間に対して、どうふるまえるかが結婚のカギなのです。