低俗でいる意味
高い波動を持つ神様とか、ハイアーセルフ、妖精、天使etc…
素晴らしいですよね!光であり善であり。世界をよりよくするために日々存在しているのだと思います。
そんな存在に思いを馳せると、なんだか人間がちっぽけな、くだらない存在に思えてきちゃったりします。
いえいえ、そう卑下する存在でもないのですよ、人間って。
食欲、睡眠欲、性欲等、様々な欲にまみれている人間ではあります。なぜかというとひとえに肉体があるから。当然その肉体を維持するためには睡眠も食事も必要ですし、種の繁栄のためには子孫を残さねばなりません。様々な肉体に影響する不安があれば、それを何とかするためにお金も必要です。
そう、肉体があるから欲も生まれる、というわけで肉体を持たないエネルギー体は総じて波動が高いのです。
しかし、だからと言って肉体を持つ人間がエネルギー体より格下、という事はありません。まあどうしても波動とか次元とか、そう言ったものを持ち出すとやっぱり高低でいえば低い、と言わざるを得ないのですが。まあ山の麓か頂上か、くらいの違いです。麓も頂上も、麓の方が格下とかはないわけです。
そしてさらに、『低い』状態に意味があるのです。
肉体のある制約に対して、どういう判断を下すか…それが学びになるのです。限りあるものに対して、どういう判断を下す事によってどういう結果になるのか、それが学びになります。
だからまずは「地に足がつく」事が重要なんですね。かえって肉体のない側の真似をしているとそれは前にやっていた簡単な事をしているということにもなりかねません。