西洋医学とヒーリングの住み分け
最近はこのような本を読んでおります。
今回の記事のテーマにはそんなには関係ないですが、久坂部羊さんは以前に
を読んだ事があり、私の大トラウマ小説の一つだったのを思い出しました(笑)
しばらく3個98円のプリンが気持ち悪くてしょうがなかったです…今では平気で食べますが。
でもあのプリンのケースに収まるってどんだけ…
話を戻しまして。
でもこの3つの作品には現代医学の本質をそれぞれ書き出していると思います。
そう言った意味ではこちらのサイトもよく見てました。
「リー湘南クリニック」
…何かの折にはこちらの先生にお世話になろうと思っていたのですが、
逝去されたとのことで非常に残念です。
短期間でこれだけ西洋医学に対しての批判を読んだのも何かの縁だろうと、今回の記事にしております。
実は私、病院をあまり信用していません。
それは私が以前にうつを患い、せっせと数年にわたり病院通いをしてもぜんぜん治らなかったからです。我ながらあほだと思っています。
症状を訴える→薬をもらう→効かなくなる→強い薬になる→効かなくなるの悪循環を繰り返しておりました。
うつだけでなく胃痛も患っていたのですが、「起きぬけから痛い」と訴えたら「起きたらすぐ飲めばいい」と返されて唖然としたこともあります。
そうじゃない、私は胃痛やうつを治したいのに…
…そんな折、もともと腰痛で通っていたこちらでうつの治療もする事になり、医者には内緒で整体の先生の指導のもとこっそりと減薬を成功することができました。
(くれぐれも自己責任ですのでお気をつけください)
胃痛ですか?これはかなり初期に治りました。毎日朝晩にガスター10(医療用はちょっと名前違ったかもしれません。ガスリック?)が手放せなかったのが信じられません。
私はそれまで、うつ病に整体が効くのはまったく知りませんでした。そして、自分の症状が身体的なものだけで説明のつかない領域が原因で起こっている事も知りませんでした。
身体的な症状はまず病院へ行け、というのが常識ですが、私の症状はまったくその常識では治らなかったのです。
たとえば事故で、骨が折れたとか動脈切れたとかでしたら、間違いなく私も救急車を呼びます。早く病院へ行け、と言います。しかし他の科の領分となると疑問を持たざるを得ません。
特にがん。
私は以前の会社の上司が闘病生活の末、亡くなっています。30代後半でした。1年持ったか持たないか…そのくらいだったと思います。
お通夜の際にお顔を見せてもらったのですが、葬儀社の方が綺麗にしてくれていたのでしょうが、それでも以前の面影がないくらい痩せていました。
がんというのはやはり恐ろしい物だな…と思っていましたが、無痛
(幻冬舎文庫) 、そして医者に殺されない47の心得
医療と薬を遠ざけて、元気に、長生きする方法で「(一部のがんを除いて)がんというものは治療をしても生存率が変わらない」とあるのです。無痛
(幻冬舎文庫)の時はそんな事もあるのか、と流していたのですが実体験、そして複数の医者の反証。
手術、抗がん剤、そして放射線…私はこの全てに疑いを持っています。
そんなわけで私は今ではめったに医者にはかかりません。自営となったので健康診断も行かないでしょう。
風邪くらいなら寝て治します。実際、抗生物質や漢方をいくら飲んでも全然治らなかった事もありますし。
スピリチュアルカウンセリングやヒーリングを行っている方で、精神科通院等をされている方はお断り、とある所も多いですが、当サロンではお受けしています。病院に行っても治らない症状がある方は検討をいかがでしょうか?
そもそもそういう領域こそスピリチュアルが劇的な効果がある可能性があるのに、そして病院で治らなくて困っている方も多いはずなのに、そこの受け皿が圧倒的に少ないというのも悲しい話です。何より私の実体験からも、精神症状にはヒーリングは確かに有効でした。
ただし、これだけ西洋医学の悪口(笑)を書いてはいますが、スピリチュアルな領域は西洋医学と明確なライン、住み分けがなくてはならない、とも考えています。
とある講座(整体の先生ではないですー)でヒーリングの手法として聞いた事があるのが免疫療法をスピリチュアルなエネルギーで行う、という事。
免疫療法というのは自分の免疫細胞を培養して体内に戻してがん等の腫瘍を攻撃する、という治療法なのですが、「医者に殺される…」では『欧米ではこれを提唱する医者は詐欺師』と言われているともいわれ、リー湘南クリニックでも『無作為化試験で有用性が示されていないものは、インチキあるいは無効とみなすべきでしょう』とあります。分かりやすく言うと『効いたという証拠がない』と言ってるんです。
問題は、「ヒーリングでこの手法を行う」と言ってしまっている事なんです。
西洋科学ですら有用性を示されていない、事によっては詐欺呼ばわりされかねないものを安易にスピリチュアルでこんな方法で治します、と言い切るヒーリングの、なんと恐ろしい事。めちゃくちゃです。
西洋科学での免疫療法の点滴一本数十万もどうかと思いますが、ヒーリングも安くありません、論外です。
スピリチュアル的なアプローチで、確かにがんが消えた、という症例はあるそうです。しかし、疑似科学を用いた上にさもその科学的根拠の上に効果があるように見せかけるのはいかがなものでしょう?スピリチュアルという現実的でないものにもきちんと理論は存在しているのです。 「組織と常識って本当に必要?」 でも書きましたが、時にそれは現時点では立証できない、というだけなのです。
がんにせよ、うつにせよ、盲目的に病院もヒーリングも信用なさらないでください。よく情報を集め、そして自らの意思で選択をされるよう、切に願っております。