エロゲーも癒し
先日、勉強会でアーキタイプのヒーリングの話をしました。
この場合のアーキタイプというのは、平たく言うと漫画やゲームのキャラクターの事であり、このヒーリングはそのキャラをイメージして、それを用いてのヒーリングする技術です。もともとの属性のある(キリスト教のミカエルを持ってくるのか、聖☆おにいさんのミカエルを持ってくるのか、といった違いです)キャラクターはともかく、そうでないキャラクターはヒーリングされる側の気持ちを持ち上げる、という働きを持つキャラが多いようです。
どんな作品でもいいのか?構いません。
要は行うヒーラー側がきちんと想像(創造)できれば全く問題ないです。
となると、オタクとしてはどうしても…どうしてもある疑問が湧いてきてしまうのです。
そう、いわゆる「エロゲー」と呼ばれるキャラクターでも、ヒーリングに応用できるのか…
世の中文化と言っても高尚な作品ばかりでもありません。読者受けを狙ってたり、もっとこうダイレクトに…欲求を満たすだけの作品、というのも少なくありません。触手とか、女騎士とか…(笑)(この検索ワードで検索するとガチでグロいが出てくるのでご注意を)
はたして、こういったものでも効果があるのか?
結論から言うと、あります。しかも非常に大真面目に。
このスキルを知ったすぐの段階で判明はしておりました。が、特に語る場もなく数年経ってしまいました。しかし今、この考察をシェアする時が来たのです(そんな大仰なものでもありませんが)。
参考として、以下の画像を例にあげます。
これは、「よんでますよ、アザゼルさん」というマンガがアニメ化した時の13話ですが、以下のカットが非常に特徴的で分かりやすいです。
…左から、ラファエル、ウリエル、一番偉い人、ガブリエル、ミカエルです。色々突っ込みどころが多いですが、みなさん御存じの4大天使です。さすがにミカエルがなんでこの格好なのか私も分からないのですが、一番左がラファエルです。色っぽいですねえ。
ラファエルの司るところは色々あるのですが、癒しの天使として非常に有名です。で、癒しというものが多岐に分かる一例として、この作品でのラファエルがこのように描かれている、非常に分かりやすく良い例なのです
マンガと宗教を一緒にするな、という方もいらっしゃるかと思います。ですがしかし、私は、想像し、そして人が必要とするものという意味合いでは宗教であろうとマンガであろうと、大して変わりはない、と考えています。それを認識している人間の多寡はあるにせよ。
ちなみにやたら大天使やミカエルの話を出していますが、天使は宗教としてもマンガとしても、たくさんの人が知っている非常に良い題材です。彼らのあり方が、人を癒す天使の役割のあり方をまさしく体現しているのです。
で、このラファエルさんが何を癒すかって…?さびしい男の人です、間違いない。
見てるだけで癒されちゃいません?私はそう思いますが。
スピリチュアルって遊び心が必要なのですよ、ハイ。