希望に、縋るな。(絶対絶望少女考察)

絶対絶望少女 ダンガンロンパ Another Episode(特典無し)

ダンガンロンパシリーズ、私は非常にスピリチュアル的に気づきの深い作品群だと感じております。


いかんせん終始ダークでブラックな世界観ではあるのですが、この毒の強さが、強く感情を引き起こします。自分と向かい合うのに強力なのです。機会があればぜひプレイしていただきたいくらいです。どの作品でも若干のアクション要素があるのですが、まあ純粋なアクションゲームは外伝の「絶対絶望少女」くらいなので、頑張ればなんとかなります…多分。私も泣きながら頑張ったよ!絶望しかかったよ!


最近発売された「絶対絶望少女」についても、本気で記事を書くと5記事分くらいは軽く書けるのですがいかんせんネタバレになるため(公式でネタバレ禁止とあります)、ネタバレにならないレベルの情報で書ける記事にいたします。つまりは、言いたいことはこれの5倍くらいある、なのでまずはプレイを!という事です。


とはいえ、記事としては軽くさわりだけでも触れておかないとさすがにわけがわからないので説明いたしますと、この「絶対絶望少女」は、ごくごく普通の女の子が大規模な同時多発的テロに巻き込まれてその中を生き抜く…という話です。このいわゆる絶望的状況下において、物語が進んでくると『希望』が見えてくるわけですね。状況が打破できそうな局面になってくる。


この状況に、周囲が非常に分かりやすい落とし穴に陥ってしまっている描写が出てきます。


希望に、縋ってしまうんですね。 

…おかしいと思います?希望が見えているのならば、それに縋るのは、なぜいけないの?と思いますか?


実はこの『希望に縋る姿』というのは、無印(一番初めの作品)以外ではほぼ誰かしらが見せています。今回は、特に多くの人間が縋っています。これはおそらくは無印は希望というものが全く見いだせない中から最終的に自分で見つけ出すから、そしてそれ以降の作品は初めにまず絶望(的状況)と希望がある事が前提となっているための差異でしょう。だけれども、その『見えている』という事に引っ掛かっている人間が多い。


縋る、というのは相手に任せてしまう事です。まるっきり、丸投げなのです。


確かに、一時的には自分ではどうしようもできない事態に陥る事はあります。まさしくテロに巻き込まれる、なんてどうしようもできない事態です。そういうときに一時的に助け合うのはいいのです。しかし、何もできないからと言ってその『希望』に自分のできる領分まで預けてしまうと、依存の始まりになります。


なんというか、親離れできない子供のような状態になってしまうんですね。いくら子供であっても、自分でできることは自分でしなければならないのです。たとえ大人とくらべて、いくら非力であったとしても。


そりゃ、幼稚園児には夕御飯の支度も難しいです。でも、きちんと自分で服を選んで着ることはできます。おなかがすいた、と訴えることもできます。ならば自分の身仕度は自分でさせるようにし、夕御飯を母が用意するというのは幼稚園児としては正しいです。これが子供側が成人しているならば、自分で食事くらい用意できないのはまずいわけです。


自分は何もできない普通の人間だから、希望に掛ける。
自分は飯も用意できないニートだから、母親に任せる。


この構図は、ほとんど変わりありません。


あ…なんかまずいかも、と思っていただけるでしょうか?


ちなみに、この安易な『希望』に縋った場合、ダンガンロンパシリーズは高確率で『絶望』します。いうなれば『希望のミスリード』を狙って悪意ある罠を張ってきていますので。あとは罠じゃないにしても『希望とは縋るもの』という概念で初めから動いているキャラなどは非常にやっかいな行動をしたりします。


ダンガンロンパシリーズでも、この「絶対絶望少女」でも、主人公側は一貫して希望に縋りません。見つけ出しています。そしてそれが突破口になります。それは簡単な事ではありません。だって『絶望的』な状況なのですから。

それでも、見つけ出すのです。縋らず、圧倒的不利な状況であっても自分でできる事は全力を尽くします。安易に、『希望があるからこれで何とかすればいいや』という態度はしません。


希望に、縋るな。


希望は、自分で見つけるものです。


絶望的?当たり前です。その限界ぎりぎりの中で見つけるからこその『希望』なのです。


厳しい言葉と思いますか?強者の言葉で、弱者に寄り添えていないと思いますか?


能力がないのは、本質的には誰しも同じです。才能ある人間でも、万能ではありません。

どんな人間でも絶望しない状況などないのです。お金があっても家柄が良くても容姿や身体能力に非常に恵まれていても、生きていれば『絶対に絶望する』場面は出てくるのです。まして「絶対絶望少女」の主人公の女子高生のように、普通であればなおさらです。


ここでスピリチュアル的な概念が出てくるのです。


それは、『乗り越えられない試練は与えられない』と言う事。


ゲームと同じですよ?ちゃんとエンディングまでたどり着けるようになっています。でも人生の場合、それは安易に用意された選択肢を選ぶものではないだけです。もっと柔軟な思考をして、あるいはインスピレーションを得て。生き続ける方法を見つけるだけです。もしも、そこで終わったとしてもそれがそのゲームのエンディングであっただけです。そこまで生き切ったというだけで、何に後悔する必要もないのです。

だってその時にはあなたは自分の全力を出し切っているはずですから。ある意味、すがすがしいくらいです。


もしもこの時、自分の領分も『希望』に任せてしまっていたら、『あの時、希望がこうしてくれなかったから…』といつまでも悔やむ事になります。自分の思い通りに自分以外のものが動くかどうかなんて分かりません。『こうしてくれなかった』と悔やむのはお門違いです。他者には他者の領分がありますから。


なので『希望に縋るな』、なのです。

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